住不、札幌で初の高級賃貸

住友不動産(東京都新宿区)は4日、北海道初進出となる高級賃貸マンション『ラ・トゥール札幌伊藤ガーデン』の竣工を発表した。
場所はJR「札幌」駅から徒歩約8分。RC造30階建て、全332戸の大型高層マンション。
伊藤組土建(北海道札幌市)の伊藤義郎名誉会長邸の跡地を同社が購入し、高級賃貸ブランド『ラ・トゥール』シリーズとして開発を行った。
札幌市内には高級賃貸マンションが少なく、希少性の高さから富裕層からのニーズがあると判断した。
室内は約59m2~95m2の2LDKと3LDKが主力。
26階以上はプレミアムフロアとして150m2を超える住戸をそろえた。


24時間の有人管理やセキュリティーシステムのほか、停電時の電力供給が可能となる非常発電機も設置している。
ソフト面ではホテルをイメージしたコンシェルジュサービスサービスも用意。
タクシー配車やフロントスタッフによる来訪者の一次対応も行う。
また、京王プラザホテル札幌のデリバリーサービスや札幌丸井三越による会員サロンの利用も可能となる。
賃料は約16万~約85万円。
これまで約2000件超の問い合わせがあり、すでに4割の申し込みが入っている。
入居者層は北海道内が7割で道外が3割。
セカンドハウスや別荘として利用するニーズもあるという。
物件の周辺は2003年のJRタワー開業など駅周辺の再開発が進んでおり、30年には北海道新幹線の延伸が予定されるなど、注目が集まるエリアだ。
同社が展開する『ラ・トゥール』シリーズは、都心を中心に現在25棟、約3400戸を供給。
経営者や外国大使などから需要があり、97%以上の入居率を維持している。
22年には大阪市梅田エリアで全836戸の高層賃貸マンションを建設予定。
担当者は「都心を中心に展開していたが、事業性を見ながら地方都市でも展開を進めていきたい」と話す。

関連記事