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企業研究vol.004 穂積住宅 景山 道代 社長

大阪府の北摂エリアを中心に約4800戸を管理する穂積住宅(大阪府茨木市)。
25年ほど前から家賃保証や借り上げを行い管理受託を伸ばしてきた。
2019年1月から、タクシー会社と連携し内覧を運転手に委託するサービスを開始。
入居希望者の反響も上々だ。地元管理会社ならではの取り組みを取材した。

大阪府北摂エリアで約4800戸管理

――今年で創業43年目になるのですね。
景山 創業当初は私の父親で現会長が売買仲介を主力事業としていました。
1998年に私が当時勤めていたミニミニに穂積住宅がフランチャイズ加盟したことで、本格的に賃貸仲介・管理業に参入しました。
現在は茨木・高槻・吹田・摂津などの北摂エリアを中心に、約4800戸を管理しています。

――管理戸数を増やした要因は何だったのですか。
景山 オーナーとの距離が近いことが強みです。一般的には、物件清掃やクレーム処理などの管理業務と、客付けに関する仲介業務をそれぞれ別の社員が担当します。
当社では土地活用やリフォーム提案なども含め、オーナーと関わる業務は全て営業社員が受け持ちます。
オーナーは複数の社員とやり取りする煩わしさがなくなり、社員もオーナーとコミュニケーションを深めることができます。
また、98年のフランチャイズ当初から、家賃債務保証や借り上げを提案しています。
当時関西で家賃保証などを行う不動産会社は少なく、オーナーに対して地道に信頼関係を築いてきました。

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内覧にはパートが回ることもある

――2015年にはグループ会社として家賃保証会社を設立していますね。滞納やクレームなどのトラブルはないのでしょうか。
景山 グループ内に家賃保証会社を設立し、今年で5年目になりますが、長期の滞納や大きなトラブルはありません。
適正な審査基準がベースにあるのですが、それ以上に入居希望者に対応した判断力が寄与しています。
物件のクレーム処理なども全て営業社員が請け負うため、トラブルを起こしかねない入居者は断るでしょう。
自分事として捉えることで、人を見る目は肥えてきますね。

――北摂エリアは昨年、大阪府北部地震に見舞われました。管理物件にも随分と被害があったのではないですか。
景山 発生直後は電話が通じず、最長で4日間、安否が確認できない入居者もいました。
また、その後の改修にも時間を要し、昨年6月に発生した震災ですが、今もまだ修繕が続いています。

――震災を受けた教訓はありますか。
景山 施工会社も手が回らず、とにかく修繕に時間がかかりました。
そこで、当社の営業社員でもクロスの張り替えや床の小さなキズなどを修理するスキルを身に付けようと考えています。
震災時の緊急対応はもちろん、これまで業者に委託していた原状回復やリノベーション改修も将来的には自社のリフォーム部で行いたいと思っています。
(続きは本誌で)

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【会社概要】
社名:株式会社 穂積住宅
住所:大阪府茨木市舟木町3-6
設立:1977年5月
資本金:1000万円
従業員数:50人
管理戸数:約4800戸
仲介店舗:ミニミニ加盟店
JR高槻店、阪急高槻店、JR茨木店、阪急茨木店、
阪急茨木東店、岸辺正雀店、吹田店

【会社メモ】
1977年に創業。
創立当初は現会長が売買仲介をメインにし、現社長が1996年に賃貸管理会社有限会社レント管理設立して1998年よりミニミニのフランチャイズ開始。現在は売買仲介、賃貸仲介、リフォーム、賃貸管理を軸に家賃保証会社、会員制HODUMI CLUBを運営する。今年で創業42年。

【社長メモ】
景山 道代社長(48歳)
1970年7月8日生まれの茨木市出身。北陽高校卒業。2児の父親。趣味はサーフィンとゴルフ。

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