賃貸借契約更新の電子化開始

神奈川県を中心に仲介や管理を行うジェイエーアメニティーハウス(神奈川県平塚市)は18日、賃貸住宅の契約更新手続きの電子化を開始した。
システムは、不動産情報サービスを手掛けるアットホーム(東京都大田区)が提供する電子サインサービス『スマート契約』と『クレジットカード決済サービス』を導入する。
賃貸住宅の契約更新のタイミングで、希望者には『スマート契約』で電子化した契約更新書類を送付する。
パソコンやスマートフォンから更新契約書への署名ができる。
決済の電子化では、希望者が『クレジット決済サービス』上にクレジットカード情報を登録することで、不動産会社の店頭や銀行に出向くことなく、更新料のオンライン決済が可能になる。


電子サインサービスでは、電子化した契約書を送信するためにメールアドレスが必要になる。
同社が賃貸借契約を書面で行った既存入居者についてはメールアドレスを把握しておらず、更新手続き電子化のハードルとなっていたという。
同社は、『スマート契約』の導入促進において同様の課題を持っていたアットホームの実証実験に協力。
共同で更新が近づいた賃貸住宅の既存入居者に二次元バーコードであるQR(キューアール)コードを掲載したはがきを送付した。
QRコードをスマートフォンで読み取ると、メールアドレスなどを登録フォーマットに入力できる仕組み『メールアドレス取得支援サービス』を構築した。
契約の電子化を進めることで、契約更新者にとっての利便性向上だけでなく、契約書の返送や更新費用などの決済にかかる手間を削減。
契約完了までの期間短縮といった業務効率化のメリットがある。
これまで年間約4500件ある契約更新の3割程度は電子化を進めていきたい考えだ。
今後、申し込みなどの電子化も進めていくという。

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