ライナフ、美和と開発

システム開発会社のライナフ(東京都千代田区)は鍵メーカーの最大手、美和ロック(東京都港区)とスマートロックを共同開発した。
『NinjaLockM(ニンジャロックエム)』の名称で2日から販売を開始する。
鍵穴をふさがず、既存のシリンダー錠に製品を取り付ける仕様で、空室管理に加えてそのまま入居者の鍵として使用できる。
開閉はのぞき見防止付きの暗証番号で入力やカード、スマートフォンのアプリで行う。
そのため、従来のように鍵交換が不要であることから、物件管理の効率化が図れるとともに、賃貸物件で発生する鍵交換コストや時間の低減にもつながる。


美和ロックとの共同開発で同社の厳格な検査をクリアしたことにより、品質と安定性も兼ね備えた。
また、従来の『NinjaLock』に搭載していた空室時といった期間ごとの鍵の制約なども付与する。
さらに内覧システムと連動して、不動産会社の業務効率化を徹底していく。
滝沢潔社長は「意匠性を維持しながら、住まいの鍵なので丈夫でかつ、居室から出られない、入れないという致命的な状況が発生しないよう試行錯誤した」と話す。
一方、美和ロック側はベンチャー企業との共同開発は初の試み。
商品企画の木下琢生部長は「当社の技術とライナフの持つ機能やシステムがコラボレーションした形だ。
新たなサービスを加えた当製品に期待をかけたい」と語る。
上代価格は1台7万5000円。ダブルロックにも対応し、ダブルロックの場合は10万5000円。
同製品の取り付けは美和ロックの錠前のみ。
今後、他社製品にも対応していく。

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