賃貸大手、各地で入社式

 新年度を迎えた1日、賃貸大手各社の入社式には、業界の将来を担う若者たちが参加した。
 東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪にて入社式を行った大東建託グループ(東京都港区)は、677人の新入社員が社会人としての第一歩を踏み出した。グループ各社代表による辞令交付の後、小林克満社長が祝辞を述べた。「自分自身で問題意識を持ち、失敗を恐れることなくチャレンジを続けてほしい」とエールを送った。その後は、社員との懇親会が行われた。営業・技術職は一カ月半の合宿を行い、社会人の意識改革や心構え、マナー研修を行った後、全国各地の配属先で業務をスタートさせる。
 積水ハウス(大阪市)は滋賀県と千葉県の2カ所で入社式を開催。滋賀県守山市の琵琶湖マリオットホテルではサプライズゲストとして歌手の村上幸さんが登場。同社のCMソングを披露した。669人を採用した同社の仲井嘉浩社長は「組織内でのコミュニケーションを図り、新たな価値を創造してほしい」と訓示した。


 名古屋市の本社で入社式を開いた東建コーポレーション(愛知県名古屋市)は、222人の新入社員が参加した。今年は全体の約7割を占める172人が営業職での採用となった。営業職でも16%が女性の新入社員だ。女性割合は年々増加しており、今後も積極的に採用を進める方針だ。左右田稔社長は「一生懸命頑張る習慣を身につけ、一歩ずつ前進してほしい」と語った。
 本紙が取材した賃貸大手各社は、新卒採用数が軒並み減少。計画採用数が未達となる企業が多く、人材難の現状が浮き彫りとなった。働き方改革が叫ばれる昨今では、新入社員からワークライフバランスや休暇制度を求める声が上がっている。各社では男性の育休制度や固定休日などを新たに導入し、学生に訴求する動きが見られた。

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