収益不動産融資手続きIT化

 中古マンション販売のGA technologies(ジーエー テクノロジーズ:東京都港区)は5日、SBJ銀行(東京都港区)と提携。収益不動産向けオンライン住宅ローン融資申し込み・審査手続きサービス『Mortgage Gateway(Ver.1.0)(モーゲージゲートウェイ・バージョン1・0)』の提供を開始した。実需向けの住宅ローンのオンライン化はこれまでにあったが、収益不動産融資に関しては国内初という。 従来、収益不動産のローン審査には、郵送による必要書類のやりとりや、書類への記入と返送など、膨大な作業量、時間がかかっていた。
 同システムは、最短1日で完結する。収益不動産の購入時に行われる審査や手続きをクラウドシステム上で管理することで、購入者、不動産会社、金融機関、司法書士で審査進捗状況を共有。手続きの透明化や審査を簡易化できるほか、金融機関側で審査プロセスの履歴を保存できるため、不正の防止にもつながる。


 GA technologiesは3年以内に申し込みから、ローン審査実行、金銭消費貸借契約や融資実行、不動産登記までをオンラインで完結する仕組みを構築する予定で開発を進めている。この仕組みが完成すれば、住宅ローンにかかる時間を約10時間、およそ約76・3%を削減することができる見込みだ。
 広報担当者は「SBJ銀行は、韓国の5大メガバンクとしての信頼があり、住宅ローン領域に力を入れているほか、金融システムを自社で開発しており、連携できる仕組みがあったため、提携に至った」と説明した。

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