豪大型物件を国内販売

 スターツコーポレーション(以下、スターツ:東京都中央区)は2日、オーストラリア・シドニーの分譲マンション『Mastery(マステリー)』の日本での販売を本格開始したと発表した。三菱地所レジデンス(東京都千代田区)が、現地の不動産大手クラウン・ホープ・グループ・ホールディングス(オーストラリア・シドニー)との共同で2021年までに全5棟372戸の住宅と商業施設の大規模複合開発を完工予定。現地販売は18年11月に開始した。近年オーストラリアは日系企業による開発が増え、日本国内からの投資意欲も高まっている。
 スターツの国際事業本部は3月9日から販売説明会を開催。これまで3回実施し、予定を上回る53人が参加した。同社は23カ国36都市に展開する海外展開で、オーストラリアにはゴールドコーストとシドニーに拠点があり、現地での入居付けなどをサポートする。


 『Mastery』はシドニーのビジネス中心部から約4㎞南、シドニー国際空港の北東約5㎞の住宅開発が進んでいる利便性の高いエリアに位置する。地下鉄駅やバス停、商業施設、大型公園が徒歩圏内。
 設計デザインに建築家の隈研吾氏と、建築デザイナーの髙田浩氏を起用し、コンセプトイメージは「日本」。日本庭園を配置し、商業店舗は日本食レストランを誘致する。 住宅部分の間取りは、間仕切りのないスタジオタイプや1~3ベッドルーム(専有面積40~122㎡)などで販売価格は65万6000~239万4000豪ドル(約5190万~1億8950万円:4月2日レート)。最上階には日本をイメージした3種類のペントハウス(専有面積157~171㎡)を作る。共用施設として屋上プール、ジム、コミュニティールームを備える。
 スターツの担当者は、「日本からは投資目的で購入を検討する人が多い。将来的には住まいとすることも視野に入っているようだ」と、オーストラリアの物件への関心の高さを指摘する。

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