新通信技術搭載の見守りセンサー

 見守りセンサーを開発製造販売するガードアイ(神奈川県横浜市)はsigfox(シグフォックス)通信モジュールを搭載した『見守りセンサー』のプロトタイプ2機種を開発した。18日に都内で行われた介護福祉系セミナーで公表。手のひらサイズの機器で、12時間生活反応がなくなったり、緊急ボタンが操作されたりした場合に家族や居宅介護支援関係者など登録した連絡先にメールを送信。異常発生をスマートフォンで確認できる。当面賃貸マンションやアパートに入居する単身高齢者などの家族や、管理会社、家主などによる需要を見込む。
 同社は全国の介護福祉施設などに『見守りセンサー』を販売・レンタルし、2018年度は累計4500台の実績がある。人感センサーのノウハウを生かした新たな通信システム機器商品は、乾電池を使用するタイプでは電源スイッチをなくしヒューマンエラーを抑制。いったんセンサーが感知すると、再度反応するまで20秒間の無検知時間を自動延長する。


 センサーからの発信は、低消費電力ながら通信範囲が広域の通信技術である「LPWA(Low Power Wide Area)」の一つ、Sigfox通信モジュールを使用。京セラコミュニケーションシステム(京都市)が提供する通信回線を用いる。映像送信や通信は伴わず安価に導入できる。インターネット回線を導入していない在宅へのサービス拡大を見込む。 単3型乾電池4本を電源とする『ガードアイセンサーV100Air』は、熱感知型。コンセントの有無にかかわらず、どこにでも設置しやすい。
 AC100V電源を使用する『ガードアイセンサーV200Air』は、赤外線光ビーム方式。電池切れの心配なく使用できる。藤沢雅憲社長は、「使用する条件や環境に合わせて2タイプから選ぶことができる。介護現場での使用実績をもとにきめ細かく配慮したシステムを他社に先がけて実用化する」と話す。

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