VR内覧で応対数アップ

 宅都ホールティングス(大阪市)は、繁忙期の1~3月に賃貸仲介店舗でVR内覧を導入。応対数が昨年比で50%以上アップした。
 同社では2018年12月よりVRコンテンツを手掛けるスペースリー(東京都渋谷区)のVRクラウドサービスとVR最新デバイスOculus Go(オキュラスゴー)の利用を開始。同社の管理物件のうち、約2300戸に対応している。これまでは営業社員が現地内覧に時間を取られていたが、現地に出向かなくてもVR登録物件の内覧が可能なため、業務効率が向上する効果があった。また、VR内覧を要望する声もあり、来店率アップにもつながった。


 森田団取締役は「繁忙期の最も多い日では1日50件に対応することができた」と話す。実際、2月25、26日に近隣大学の受験生を対象とした物件予約内覧会を実施したところ、33件のVR体験者のうち、約7割が仮契約に至った。繁忙期は入退去の期間が短く、現地内覧ができないケースも多い。静止画では契約を決めかねる入居希望者もあり、成約率が課題となっていた。地方から一人暮らしを始める大学生を中心に反響が大きかった。
 同社では今後も、VR内覧対応物件を増やしていくと共に、画質などのサービス向上を図る。

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