空室率55%の築40年マンションが人気物件へと変貌

改装自由で全室満室に
JR常磐線松戸駅(千葉県松戸市)から徒歩3分の立地にある通称「MADマンション」。
立地は良かったものの、築40年超という古さから全20戸中11戸が空室だった。
そんな不人気物件を5ヶ月で満室にしたのが、松戸駅前を中心に「MAD City」というまちづくりプロジェクトを展開する、まちづクリエイティブ(千葉県松戸市)だ。
同社では空室11戸を全て現状でオーナーから借り上げ、入居者にサブリースするという手法を採用。
改装自由の物件とした。
入居者は改装届を同社経由で提出し、受理されれば自由に改装が可能。
リノベーションやDIYに関心がある20~30代を中心とした層のニーズにマッチした。
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入居者の古平賢志さんは「ただの住居というだけでなく友人や入居者みんなで集まれるような場所を目指していた。改装自由物件に住んだことで空間作りの可能性が広がった」。
「仮に入居者による改装中に色の塗間違いや傷つけなどの失敗が起こったとしても、借主として当社がオーナー様に対して全面的に責任を取るので安心していただける。また長年の空室をリフォームなしの現状のままで一挙に借り上げさせていただくので、オーナー様のマンション経営に長期的な見通しを立てるお手伝いにもなる」と話すのはまちづクリエイティブの寺井元一社長。
現在の入居者は現代美術家やデザイナーから会社員まで多岐に渡る。
入居者がDIYした部屋
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入居者の個性が押し出された改装が実施されており、最近では前入居者の改装を気に入って入居を決めるケースも出ている。

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