米国西海岸の小屋を演出

井の頭線池ノ上駅から歩くこと12分。
まるで米国西海岸に建つ古びた小屋のようなリノベーション物件が、施工10日後に成約した。
「もう決まったんですか」という問いに、ジェントル(東京都世田谷区)の蒲谷宜治社長は、「画像をアップして2日しかかからなかったね」と余裕の笑みを見せていた。
築34年の和室2Kを、無垢材と塗装を多用した洋室1LDK(32㎡)へ変更した。
家賃は8万5000円から12万8000円へあがった。
契約した20代後半の男性は、部屋に入るなり「絶対ここにします」と即答だったという。
決め手は第一印象だ。
床はウォルナットの無垢材、壁・扉も木材で、上から白の塗装をほどこした。
ここに蒲谷社長のこだわりがあり、「扉を白く塗ったあと、紙やすりで部分的に削った。カルフォルニアの海岸沿いにあるような古びた小屋をイメージしたかった。そのため、やすりで見た目にダメージを与えた」と話していた。
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また、賃貸住宅だと木材の壁はほとんど見かけないが、「日々参考にしているアパレル店舗では普通のこと」(蒲谷社長)だという。
家具を配置して、後の生活をイメージさせたのも勝因のひとつだ。
蒲谷社長お気に入りのアンティーク家具店から、カーペット、ソファ、テーブル等を選び、配置した。
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部屋の真ん中にはイタリア製のタイルを施したカウンターキッチンを設けた。
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その他、朝は海沿いの爽快さを感じさせる白の照明、夜は暖色系の照明をつけるなど選択の余地をあたえ、部屋の雰囲気づくりを徹底したという。

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