異素材の壁面と対面キッチンで隠れ家バー風

築30年の細長いワンルームの部屋が、カウンターキッチンとアンティーク風の内装で隠れ家バーを思わせる空間に様変わりした。
大人の男がくつろぐ部屋になり、相場より1万4000円も高い賃料で30代社会人が入居した。
東西線茅場町駅から徒歩5分の同物件は23.5㎡で、極端に細長い間取りで使い勝手が悪く、3点ユニットだったことから長期間空室だった。
同物件のリノベーションを手掛けたリズム(東京都豊島区)では、同物件が兜町に近い立地で、かつ充分な収納スペースが確保しづらいことから、入居者層を社会人男性と想定。
無機質な躯体コンクリートと、あえて古びた印象を与える塗装を施した無垢の内装が特徴で、この2つの異素材を組み合わせた壁と天井が非日常な雰囲気を醸し出している。
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細長い空間と並行に作ったカウンターキッチンは、十分な料理スペースがある。
また対面側の足元に空間を作り、椅子を置けばそのままダイニングテーブルとして使えるようにするなど、狭い空間をうまく有効活用している。
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3点ユニットだった水回りはバス・トイレ別にして、トイレ内には鏡と物置スペースを確保した。
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募集開始から2週間で内覧し、その場で契約を決めたのはIT広告業界で働く男性。
料理をしないというが、「休みの日に彼女がキッチンに立ち、自分はカウンター越しにお酒を飲む。内覧しながら、そんなふうに過ごしたいと言っていました」とリズムの挽地裕介氏は説明する。
家賃は9万4000円で、相場よりも1万4000円ほど高いという。
リノベーション施工費は250万円だった。

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