ペンキ塗装でレトロテイストに

21戸中12戸が空室だった築47年の賃貸物件を
ペンキ塗装でレトロな雰囲気に仕上げ、
約2カ月で満室にしたのは、アレックスコーポレーション(福岡県福岡市)の魚住繁樹社長だ。
            before
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ファッションやインテリアなどにこだわり、
クリエイティブな職業に就いている若者を入居ターゲットにした。
室内は壁や天井、扉など、可能な限りペンキで白く塗装。
すがすがしい清潔感の中にもペンキ独特の風合いを出すことができ、
クロスを貼るよりも施工費用を安く抑えることができた。
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独立洗面台がある脱衣所の壁をアクセントウォールとし、
鮮やかなオレンジを配色。間取りは2DKから1LDKに変更。
居室とダイニングの間にあったふすまを取り除いて18畳の広いダイニングに変更した。
部屋の奥のインナーバルコニーから緑豊かな公園を眺めることができ、さらに部屋の空間を広く感じさせる。
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畳だった床は古い木材風のフロアタイルに貼り替え、部屋全体をレトロな雰囲気に統一した。
施工費は1部屋あたり100万円程度で、家賃は6万円から1万円アップ。
入居したのは服飾デザイナーで、珍しいペンキ塗装の雰囲気が決め手になったという。
他の部屋も同様に家賃を2割ほど増額。
美容師や雑貨のウェブショップ経営者などクリエイティブな職種の若者が入居している。
同物件の購入を検討している既存オーナーから相談を受けたのがきっかけで
同物件をリノベーションした魚住社長。
「ロケーションが良く潜在能力の高い物件だと感じました。ビルの外観も古さを生かしたアーティスティックなデザインでオーナーにも喜んでもらっています」

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