高級物件に改修  賃料3万円アップで利回り25%

古めかしい外観は全く変わらない。
しかし、内装の改修のみで賃料3万円アップ、300万円以内のリフォーム料金で利回り25%にすることに成功した木造物件「キヨノリハイツ」がさいたま市に立つ。
リノベーションを手掛けたイデアル管財(埼玉県さいたま市)は、都内の高級分譲マンションのモデルルームから引きあげた設備や建材を使って生まれ変わらせることを得意としている。
使える設備は限られているので、色や素材や形など、家主は自由に決められない。
また、設備を中心にしたリノベーションなので間取りも後で決める流れになる。
さらに、展示品なので多少の傷や汚れはある。
しかし、高級設備に囲まれた生活を割安で過ごすことができるので人気は高い。
同物件は1986年3月竣工、8.5畳のクッションフロアDKと6畳和室2部屋で構成された2DKだった。
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玄関を開けるとシューズボックスは無く、すぐ右手にキッチンを構えるダイニング。
風呂は脚を伸ばせないバランス釜付きだった。
2013年9月から空室で、かかりすぎる費用からリフォームを諦め、2年以上塩漬け状態に。
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今では御影石対面システムキッチンをはじめ、
ユニオン(大阪市西区)製の高級棚のクローゼットやナノイー発生器の設置されたベッドルーム、
パナソニック(大阪府門真市)製トイレ「アラウーノ」などを備える1LDKになり、
入居者は施工中に決まった。
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高柳社長は「高級分譲マンションの設備は、入居者に長く住んでもらうことを前提に作られていることが多く、素材や機能にコストカットされている部分がほとんどない。期待通り長期入居になれば」と述べた。

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