築50年の長屋を和風モダンに

賃料2万円アップ
築50年の木造平屋10戸が、京町屋風をベースにした外観にリノベーションで、家賃が2万円上がり満室になった。
手掛けたのはユナイテッドワークス(大阪市)だ。
リノベーション前は、半世紀外観に手を加えていない平屋で、古さが目立ち、10戸中9戸が空室だった。
木材とすりガラスの引き戸の横には、無造作に取り付けられたプロパンのガスボンベが雑多な印象を与えていた。
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和歌山電鉄貴志川線田中口駅から徒歩4分の場所に並んでおり、1戸当たりの専有面積は約26~29㎡で間取りは1DK。
想定入居者を単身者とし、若い世代にも好まれるよう、シンプルなデザインを追求した。
外壁を木材保護塗料で黒く塗装し、玄関ドアを鮮やかな群青色が印象的な鉄製に変更。
さらに、ドアの前には高さ約2mの杉材を格子状に並べて製作した門を取り付けたことで、京町屋を思わせる中にモダンな印象の外観に生まれ変わった。
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間取りはもともと和室の1DK、賃料2万5000円。
10戸中9戸の空室が1年以上続いていた。
9戸中8戸をフローリング1DKに改修したことで賃料は4万5000円に上昇し、40日以内で満室となった。
入居したのは狙い通り単身者で、20代前半の入居者が「ほかでは見られない外観に興味がわいた」と話すほど好評だという。

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