アンティーク調で経年生かす

賃料2万3000円上昇に成功
築40年の和室2DKが、ヨーロッパのアンティークをイメージした内装の1LDKに生まれ変わった。
家賃が2万3000円上昇し、入居者も決まった。
内装は渡邊雅彦オーナーが自らデザインした。
テーマは「年数が経過するほど味が出る」リノベーションで、ターゲットは20代の単身女性だ。
改修前は、玄関を開けるとすぐ左手に小さなキッチンスペースがあり、左手にトイレとユニットバス、正面に和室の扉がある間取りだった。
             BEFORE
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まず、LDK全体の床を無垢(むく)材に張り替えた。
経年で味が出る特徴のある杉材を選んだ。
玄関先からキッチンやリビングが見えては落ち付かないためドアを設けて区切り、玄関側にレンガ調のクロスを張った。
玄関とLDKを隔てる扉を開けると左手に壁付きのキッチンがあり、シンク下の収納を設けないステンレス製のものにした。
キッチンの向かい側には調理台や食事に利用できるよう、腰高程度のカウンターを設けている。
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キッチン横には渡邊オーナーこだわりの独立洗面化粧台を設けた。
70cm程度の奥行きで3方向を壁で囲み、置き型洗面ボウルを設置。
洗面ボウル付近の壁を深緑色のモザイクタイルでデザインし、化粧鏡は真ちゅう色のフレームが印象的な楕円(だえん)形のものを採用した。
改修に投じた金額は約200万円だ。
賃料は5万2000円から7万5000円に上昇。
募集から2カ月で入居者が決まったが、実際に入居したのは20代の男性で、決め手はほかにはない無垢の床やアンティーク調のデザインだ。

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