ロードバイクが飾れる部屋に改修

新築相場の5000円高で成約
管理仲介業務を行うユーミーClass(神奈川県藤沢市)は築10年のアパート『エクロール』の1室を、室内にロードバイクを飾ることができる部屋にリノベーションした。家賃は5000円アップし5万4000円となった。
物件は小田急「蛍田」駅から徒歩7分の立地で、周辺物件の入居率は70%台と低く、新築の賃料相場は4万9000円程度の地域だ。築10年で、特色もない白いクロスを張った1Kでは、今後大幅な家賃の下落が避けられないと考え、退居の際にリノベーションを行った。
物件の近くには17.7kmの川沿いを走る『酒匂川サイクングコース』があるため、リノベーションはロードバイクに乗り日常的にコースを走る20~30代の男性をターゲットにした。
室内でも自転車を眺められるように、壁の高さ約170cmの位置に金属製のフックを設置。ロードバイクを挟み飾ることができる。「フックはメタルブルーの色合いで、使用しないときは邪魔にならないよう折りたたむことができる」と担当する運用事業部の和田貴士部長は説明する。
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天井はコンクリート風のクロスを張り、ロードバイクで走る地面をイメージした。さらにスポットライトを6つ設置。お気に入りのロードバイクを照らすことができる。総工費は28万4000円だった。
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成約したのは20代前半の男性。ロードバイクが趣味で、居室に飾ることができる点が入居の理由だった。
和田部長は「クロスの張り替えなど、単に部屋の印象を変えるだけの改修では価格競争になってしまう。ターゲットを絞りコンセプトで勝負したことで、安い工事費で賃料を上げることができた」と語った。

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