土地調査新サービス開始

地域微動探査協会 地震時の揺れ把握

新型微動探査機をアピールする戸成卓二会長(左)と先名重樹理事(右)

 一般社団法人地域微動探査協会(東京都中央区)は5月24日、地盤の揺れやすさを計測する微動探査機を活用した土地調査サービスの開始を発表した。一住戸の土地調査費用は8万~10万円だ。サービス開始は6月末ごろの予定で、調査は同協会会員企業が行う。

微動探査とは、人が感じないわずかな揺れを観測し、地震発生時の揺れ方の特徴などを調査する仕組みだ。地震発生時の揺れ方や、共振性、増幅率などが分かる。実際に地震が起きた際、震度が同じでも建物被害に差が出る事は多い。建物の強度を上げるだけでなく、その地盤が地震発生時に揺れ具合を把握することが重要となる。

新築住宅建築時、ボーリング調査と併せて行うことで建物の強度だけではなく、地盤に合った制震設計の住宅を建設することが可能だ。既存住宅の場合は建て替えやリフォームの検討時に周辺の土地を調査することで応用できる。さくら事務所会長の長嶋修理事は、「地盤の良しあしが中古物件の価格根拠となるようにしたい」と話した。

こちらは無料会員限定記事です
会員になると続きをお読みいただけます

関連記事