イタンジのスマートロック『セルフ内見実演会』を開催
その他|2019年06月19日
6社が同日に申し込み
不動産業界向けにITサービスを展開するイタンジ(東京都港区)は11日、スマートロックの『セルフ内見実演会』を開催した。管理会社をメーンに55社約100人が参加した。
セルフ内見では、ウェブサイトから予約をして、内見を利用者本人だけで行うことができる。物件の解施錠にはビットキー(東京都中央区)が提供するスマートロック『bitlock LITE(ビットロック ライト)』を活用する。イタンジは、セルフ内見ができる賃貸サイトの構築を進めている。
イタンジの野口真平社長は「内見予約にはクレジットカードの登録が必要であり、万が一部屋への毀損(きそん)があった場合、1000万円まで補償する内見保険を用意している」と話し、不安は払しょくできると説明した。同日、『bitlock LITE』の実演も行われた。『セルフ内見実演会』終了後には6社から申し込みがあり、540個の提供が決まったという。
イタンジはスマートロックの急速な普及を目指し、同スマートロックの10万台無料提供を5月から行っている。今夏、セルフ内見賃貸サイトのベータ版公開に向けて、スマートロックの導入を進めていく。