JR西日本イノベーションズ(大阪市)は11月30日、滋賀県大津市で空き家の相談会を開催する。8万戸超の空き家があるといわれている滋賀県で、空き家の情報収集から利活用提案につなげていく。共催として、自治体と連携し空き家情報の収集を行う空き家活用(東京都港区)とタッグを組む。
同相談会は、JR西日本イノベーションズが手がける住宅買い取り再販サービス「このび」の活動の一環だ。JR東海道本線大津駅の駅前広場を会場に、両社のスタッフが相談に応じる。午前10時から午後5時までで、先着順の事前予約制。相談時間は1件あたり45分だ。
空き家の相続から家財整理、売却、賃貸まで幅広い相談を受け付ける。相談者には、空き家活用が付帯サービスとして提供する「空き家いったんあんしん保険」に1年間無料で加入できる特典を用意。同保険は、所有する空き家が原因となる対人・対物事故を補償の対象とするものだ。