名古屋市、供給過剰が顕著に

「管理」データからひも解く賃貸市場 最終回

統計データ|2025年12月08日

 総務省の「住民基本台帳人口移動報告」によると、愛知県では人口の流出が継続しており、名古屋市だけがかろうじて人口流入超過を保っています。訪日外国人観光客受け入れ再開前の2022年夏までは100人/月前後の流入超過でしたが、受け入れ再開後に増加傾向に転じ、直近では550人/月程度となっています。

 これに対し、国土交通省の「住宅着工統計」と名古屋市の「名古屋市統計年鑑」によると名古屋市には900件/月前後の貸家が供給され続けていると考えられます。人口流入よりも貸室の供給数が多く、名古屋市では長期にわたり賃貸住宅の供給過剰状態が継続している可能性を示しています。実際、総務省の「令和5年住宅・土地統計調査」によると2023年10月時点の名古屋市の賃貸住宅の空室率は17.7%と高い値を示しています。

 図1に日本情報クリエイト(東京都新宿区)の「CRIX(クリックス)」の「管理データ」に基づく名古屋市賃貸マンションの面積別空室率の推移を示します。単身者向けの0~20㎡、20~30㎡の空室率は20年から一貫して上昇傾向にあり供給過剰が強まっていることがわかります。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『支払い賃料、物価上昇に届かず』

検索

アクセスランキング

  1. 賃貸管理士試験、申込最多に

    三井ホームエステート,けやき総合管理 ,アゼリアホーム

  2. スマサポ、入居者アプリで受電件数減

    スマサポ

  3. LIXIL、室内ドア向けスマートロック

    LIXIL

  4. 三好不動産グループ、賃貸住宅開発を本格展開

    三好不動産グループ

  5. ちんたい研究会、ちんたいグランプリ10社登壇

    ちんたい研究会,シティ・ハウジング,ハウジングロビー

電子版のコンテンツ

全国賃貸住宅新聞からのお知らせ

お知らせ一覧

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ