オーナーらが団体交渉を進める、アパート・マンションの融資問題について、今後、注目されるのはスルガ銀行(静岡県沼津市)の対応だ。
「個別事案で検討」主張
スルガ銀行は全国賃貸住宅新聞の取材に対し「できるだけ早期解決を目指し、取り組んでいる」としつつも、「アパート・マンションの融資問題は関係する銀行担当者、不動産事業者、顧客の対応状況など、個別の事情によるところが大きい。シェアハウス債権のようにそれらを度外視して一律の対応をすることは難しいと考えている。したがって、個別事案ごとに精査をしたうえで、検討する方法を主張している」とコメントした。