インテリアは無印良品がプロデュース
建築家・黒川紀章氏の代表作として知られる中銀カプセルタワービルの存続活動に取り組む「中銀カプセルタワービル保存・再生プロジェクト」(東京都中央区)は22日、同ビルの住戸を1カ月から借りることができる『マンスリーカプセル』を開始した。賃貸運用は同プロジェクトが行い、室内のインテリアは『無印良品』の良品計画(東京都豊島区)が手掛けた。
同ビルは1972年に竣工したカプセル型マンション。現在、全140戸のうち住居利用が20室、事務所利用が40室、パーティーやギャラリーなど趣味での利用が40室で、残り40室は空室となっている。
『マンスリーカプセル』は、まず第1弾として、空室のうちA棟5階にある専有面積9㎡の1室からスタートする。利用目的は住居または事務所に限り、転貸は禁止だ。