田中 祥司 社長

学生ベンチャー時代に巡回時間の無駄感じる

亀岡 どのようなサービスですか。

田中 不動産管理会社の空室清掃や物件の写真撮影などの業務を受託して、物件近くに住む主婦が代行するというサービス『PMアシスト』を提供しています。サイト上で、発注から業務の進捗、結果報告までを確認できるというものです。

亀岡 管理会社の下請けですね。

田中 そうです。1案件平均2000円前後で受注しており、作業時間は45分程度です。月間で3万件ほどの業務を代行しています。

亀岡 なぜこのサービスを始めたのですか。

田中 学生ベンチャー企業で、物件を借り上げ、シェアハウスにリノベーションして留学生を住まわせるという不動産業をやっていました。当時は、留学生も少なく入居者同士のトラブルも多かったことから、よく物件に出向いていました。600戸ほどを管理しており、そのほかにも物件清掃や共有部の電球交換など、専門性を必要としない業務のために時間を取られることが多く、管理会社にとっての最大のコストは巡回時間にあると感じていました。その経験から、物件の近くに安心して任せられるスタッフがいれば…と考え、このサービスにたどり着きました。

田中祥司社長対談.jpg

亀岡 そうでしたか。社名の由来はなんですか。

田中 「アクシス」が「軸」で「モーション」が「動き」という意味なのですが、会社としてしっかりとした軸を持ったうえで物事を動かしていこうという思いを込めています。

亀岡 これでは何をしている会社かわからないですよ。出世している企業の多くは、社名や社長の名前を売ることがうまい。そのためには相手が覚えやすく、何をしている会社なのかをわかりやすくする必要があります。

田中 どのように社名を売ればいいでしょうか。

亀岡 新聞に広告を載せることをドブに金を捨てるようなことだと思っていないですか。有名になる企業は、まずは同業に名前を売ることが一番の広告だと思っています。その業界で誰もが名前を知っているようにすれば、どこでも名前が出てきます。これが最大の告知になります。

田中 お客さんとなる人たちだけでなく、業界で有名になることが大事なのですね。

続きは本紙で

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