水野 和也 社長

9月に仲介会社2社の社名を変更

亀岡 最近社名を変更したと聞きました。

水野 今年9月に仲介会社2社をそれぞれ、住まいLOVE不動産に改名しました。1年前の2016年9月にはすでに管理会社を住まいLOVE管理に社名変更していたので、これで住まいLOVEグループとして統一することができました。

亀岡 これまで仲介会社2社は、別々の社名だったのですね。

水野 当社は愛知県豊橋市と静岡県浜松市の2拠点を中心に、約7000戸を管理しています。仲介事業では愛知県4店舗、静岡県8店舗を展開し、年間仲介成約件数は約3600件です。エリアは分かれていますが、この事業規模を統一したブランドで打ち出したいと思ったのがきっかけです。

亀岡 賃貸業界は数を抑えスケールメリットを取っていく時代です。大手管理会社が100万戸のスケールを持つようになりました。住宅というインフラに電気やガスを供給したり、大量の家具家電を流通させたりすることが可能になってきます。

水野 100万戸にはかないませんが、当社なりのブランド戦略を考えています。規模の話でいうと当社の管理戸数は大手に比べると量では劣るかもしれません。しかし、1戸あたり600万円ほどの価値がある住宅を預かっていると考えれば、420億円の仕事をしていることになります。不動産の中で賃貸というと単価の低い仕事と思いがちですが、それだけ大きな仕事を任されているという自信と責任を社員に持ってもらいたいと考えています。

亀岡 本紙も同じように、賃貸業界の地位向上を目的にしています。昔の賃貸住宅は、トイレは共同で風呂はなく所得が低い人が住人でした。そんな住宅のオーナーをしているなんて、恥ずかしくて取材を受けたくないとよく言われたものです。

水野 かつては不動産会社も周旋屋などと呼ばれていましたね。でも私たち不動産会社は、住まいに関する悩みを解決する、コンサルタントだと思っています。そのため社是には、「お客様の財産を守りぬく」という言葉を掲げているのです。財産というのは、オーナーの資産である不動産だけでなく、入居者にとってのアメニティ、いわゆる住み心地の良い住居も意味します。オーナーと入居者双方の財産を守るのが当社の使命です。

亀岡 社名にも同じような思いを込めているのですか。

水野 ITや人工知能の技術開発が進み、部屋探しのシーンでも多く取り入れられるようになりました。そのなかで他社と差別化を図ろうとすると、人が介在するサービスが重要になってくるでしょう。その行きつく先が「愛」なのです。

亀岡 社名が住まいLOVEで、名刺がピンクの花柄とはずいぶん可愛らしい。

水野 名刺と同じデザインで、物件に取り付ける看板も作りました。一般的に、物件に取り付ける看板は、社名と「入居者募集」の文字が並んだ看板ばかりなので、花柄は珍しいと思います。古い物件に取り付けると、花を添えたように見栄えが良くなると好評なんですよ。

続きは本紙で

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