藤井 竜太 社長

基幹システムを刷新し社内外の業務を効率化

藤井 社名のとおり、東京海上グループの保険会社になります。賃貸住宅の入居者向けに火災保険『お部屋の保険ワイド』を提供しています。

亀岡 東京海上とは、古い付き合いになります。40年以上前に週刊誌『サンデー毎日』で記事も書いています。

藤井 そうだったのですか。ぜひ見てみたいです。

亀岡 当時の記事はありますよ。その頃は、山本源左衛門氏(5代目社長・会長)が会長に就いており、菊池稔氏(6代目社長・会長)が社長をしていました。

藤井 私たちにとっては伝説の人たちです。

亀岡 当時は、大学生が就職したい会社ナンバーワンでした。給料日本一ともいわれ、その頃から優良企業でしたよ。菊池氏は勝負にめっぽう強く囲碁は五段の腕前で、当時、最年少名人位だった林海峯(リンカイホウ)に四目置いて対局し、勝利したこともあるほどです。

藤井 そんなエピソードがあるんですね! 26年間、東京海上に勤めていますがそれは知りませんでした。

亀岡 安田火災海上保険の三好武夫社長は「打倒東京海上」で闘志むき出しにやっていましたね。

藤井社長対談写真.jpg

藤井 積立保険でもすごい競争でした。

亀岡 その後に自動車保険が広がりましたが、保険会社としての優劣を決めるのは、経費率です。船で石油を運ぶ際にかける輸送保険は、事務の女の子が一枚の伝票を上げるだけで何百万というお金が動くのに対して、自動車保険は微々たるもの。海上保険からスタートしている会社が圧倒的に強かったですね。

藤井 今でも経費率をいかに抑えるかがカギになります。当社でも2015年12月に基幹システムを大きく変更し、社内と販売代理店の業務効率化に取り組んでいます。保険契約書などのやりとりは、代理店である不動産会社の本来の仕事ではないため、極力スムーズに終わらせることができるようにシステムの変更を続けています。私は昨年4月、社長に就任しましたが、社員には東京海上グループとしてのブランドを大切にしてもらいながら、東京海上ミレアとして新たな価値が生み出せるかを意識して事業拡大に努めています。

(続きは本紙で)

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