梅木 隆宏 社長

経営危機のりこえ新事業で復活

梅木 お久しぶりです。6年前にグループの管理会社である明豊プロパティーズの社長としてこの場にお招きいただきました。

亀岡 そうでしたか。現在は、明豊エンタープライズの社長に就任されたのですね。

梅木 昨年10月に、親会社の新社長として就任しました。分譲マンションの開発、低層階の投資用アパートの開発をしております。

亀岡 建設会社ですね。私は昔、電源開発を取材していたので、大手建設会社の社長で会っていない人はいませんよ。最初の大事業といわれた静岡県の佐久間ダム建設は、間組が入っていました。当時社長だった神部満之助氏とは、親しい間柄でした。女性がいる店に行っては、よく取り合いをしていましたよ。

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梅木 神部さんともつながっておられるのですね。驚きです。

亀岡 神部氏は、丹那トンネル建設時の落盤事故から生還した強運の持ち主としても有名でした。

梅木 トンネル工事での事故はなくならないといわれていますね。

亀岡 落盤事故を防ぐことで有名になった企業は住友林業です。空洞を掘るときに崩れないように支えたのが住友林業の木材でした。のちに頑丈な木材ということで電車の枕木や住宅として使われるようになってきました。

梅木 別子銅山は住友の原点とも言われていますね。

亀岡 住友のようにこの業界で有名になるには、信頼が必要です。

梅木 私どもも痛感しております。2004年にJASDAQへ上場し、外断熱マンション『SHELLZE(シェルゼ)』シリーズの建築をメーン事業に自社分譲で12棟建てました。当時は、メディアにも取り上げられ話題になりましたが、リーマンショックのあおりを受け会社は危機的状況に追い込まれました。事業再生にADRの手法を用いて再建し、今までとは違った商品で投資家へ安定した収益をもたらせるように4年前新ブランドを立ち上げました。

亀岡 そうでしたか。それが今のメーン事業ということですか。

梅木 はい。分譲マンションから低層賃貸アパート『MIJAS(ミハス)』へと事業展開をし、71棟の販売をしました。

亀岡 見事に復活しましたね。

(続きは本紙で)

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