清水 望 社長

アナログなつながりが入居者の信頼を得る

清水 はじめまして。コールセンターを運営しておりますBestエフォートの清水です。

亀岡 6月の賃貸住宅フェアにブースを出していましたね。

清水 はい。当社のサービスを大々的に宣伝することができ、たくさんの来場者に興味を持ってもらいました。

亀岡 それはよかったです。社名はどういう意味ですか。

清水 『エフォート』は、目標達成に向けて努力するという意味です。これに『Best』を付け加えることで、最大限の努力をしてお客さまに満足いただける日本一のサービスを提供していきたいという思いを込めています。

亀岡 考えは立派ですね。どのようなサービスを提供しているのですか。

清水 『ラストワンマイル』というサービス名で、管理会社の代わりに入居者に対して、引っ越し後の困りごとや要望などを伺う電話連絡、新生活に必要なインターネット回線や宅配水の案内を行っております。

亀岡 管理会社の代わりに入居者一人一人へ電話をかけるのですね。効率化していく企業が多いなか、アナログですね。しかし、これからはそんなアナログなつながり、つまりリアルが大事になっていきます。一時期、新聞業界はネットにかなりやられましたが、今は違います。ネットに出ている情報は誰が書いているのか顔が見えず信頼を失ってきています。やはり記者という顔、発信している人間の顔が見えなければ信頼は生まれないのです。

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清水 私もネットはリアルには勝てないと思っています。今の私たちのサービスは入居者と直接会うということはないですが、電話で声を聞いて会話をするという行為はなくしてはならないと考えます。例えば、入居者満足度調査のアンケートも紙やネットで行うだけでは、正しい答えは見つかりません。電話で話すから本質を聞き出すことができるのです。それも1回ではなく、契約期間中に何度も話をすることで入居者との関係をつくることができます。この管理会社にしてよかったという信頼を勝ち取れるようなサービスにしていきたいです。

亀岡 どのようなビジネスモデルですか。

清水 管理会社へは、入居者情報の提供1件に対して、5000円をお支払いします。入居者にインターネット回線や宅配水、その他生活にまつわる必要なサービスを紹介し、その手数料で収益を上げています。契約が取れなくとも入居者への更新案内やアンケートなどのフォロー業務は行いますので、先行してリスクを取っています。

亀岡 そのようなリスクを負うのはなぜですか。

清水 業界の常識を壊したいというのが大きな理由です。先行してリスクを取らなければ世の中を驚かせることはできないと考えています。

亀岡 良い志ですね。

(続きは本誌で)

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