スターツコーポレーション(東京都中央区)は、10月1日に「スターツ・マレーシア」の営業を、10月8日に「スターツ大連」の営業をそれぞれ開始した。「スターツ大連」の設立により、同社の海外ネットワークは、17カ国26拠点に広がった。
「スターツ・マレーシア」は、首都クアラルンプールに本社を設置。同社によると、5・7%という高い成長率を維持するマレーシアには、日本から販売・飲食・各種サービス業が多数進出している。また日本人の永住先としても人気が高まっているという。同社は、マレーシアへ赴任する駐在員の住居あっせんや日系企業向けのアドバイスなどを行う考えだ。
一方、「スターツ大連」は、駐在員の仲介・管理、さらにはオフィス・店舗の仲介・管理を行う。大連は大学での日本語教育が充実しており、アウトソーシングやコールセンター業務の拡大を見込んだ日系企業が相次いで進出を始めているという。