小田急不動産(東京都渋谷区)は、スムーズな売却活動をサポートするための3つの新サービスを1月14日から開始した。
同サービスは、住み替えを希望する顧客の所有不動産について売却活動を行い、一定期間内に売却できなかった場合、予め提示した金額で同社が買い取る『買取保証制度』、不動産の売却が成立するまでの間、買替資金を一時的に融資する『つなぎサポート』、相続税納税のために不動産を売却中に、納税期限が到来してしまった場合、納税資金を一時的に融資する『納税サポート』の3つのサービスだ。
これらのサービスを通じて、住み替えや相続に伴う「買いたいけど売れない」「いつ売れるか分からない」といった消費者の不安を解消し、安心でスムーズな売却の実現をサポートする。基本的には、個人用住居で、住宅ローン対象の建物が条件となる。今回同社が同サービスを導入した背景として消費増税前の駆け込み需要があり、購入したい物件があっても資金調達ができないケースに対応できるようなサービスを考案したという。