大手が今年続々シェアハウスを竣工させる。
東急電鉄(東京都渋谷区)が今年3月にオープンするのは子育て支援をコンセプトとしたシェアハウス「(仮称)"みんなで子育て"シェアハウス」だ。同物件は、東横線代官山駅から徒歩2分の場所に渋谷区が所有する旧職員住宅の土地建物を、同社が借り受け、シェアハウスとしてリノベーションした施設だ。シングルペアレント(ひとり親)をメインターゲットに、入居者同士が支え合いながら「みんなで子育て」ができる環境づくりを目指す。
共用部には、子どもの創造性を刺激する「落書きボード」のあるリビング、親子団らんを促す各階のユニットバスやミニキッチンなどを設置。屋上にはウッドデッキや家庭菜園に加え、子どもたちが素足で遊べるエリアを設けて、働きながら子育てする親子にやさしく「みんなで子育て」ができるシェアハウスとして、さまざまな設備・サービスを導入していく。
2月8日、16日に内覧会を実施する予定。順次全21戸を募集する。
同じく3月にシェアハウスをオープンするのは日本土地建物(東京都千代田区)。同社2物件目となるシェアハウス「シェアリーフ西船橋グレイスノート」は、全85戸。
同物件はホテルライクな広々とした共用部に加えて、さらに完全防音仕様の「音楽スタジオ」を3室併設。2月1日の内覧会には1月24日現在で30名強の申込みがあるという。