e-ラーニング受講生も募集
一般社団法人空き家管理士協会(東京都港区)は、実施・認定する「空き家管理士」の資格試験で、新しい試験制度を導入した。
現行の試験では、小論文を提出し、合格後、各地で研修を受ける流れだが、新規試験では、学科試験を追加する。
試験の内容は、客との相談業務、他業種との連携業務、実際に作業を行う上で必要となってくる施工の知識、空き家管理を行う上で必要な法規の知識。
学科試験合格後、小論文試験を受ける。
合格者は動画による研修を修了し、認定書の発行と協会入会後、空き家管理士として登録される流れ。
同協会によると、今年5月に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、空き家管理士に関する問い合わせが急増し月100件近く来るようになったという。
全国のニーズに対応するためインターネットを利用した試験を実施する。
また、インターネットを利用して学習するe―ラーニングシステムを使用した新教育体制を実施する。
その第一期受講生を7月15日から300名限定で募集開始した。