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集客手段が広がる一時貸し駐車場

2016年07月23日|経済

利用者拡大図り、カーナビアプリと連携


空いている駐車場を短時間や一日単位で貸し出すことができるシェアリングビジネスが広がりを見せている。

空き駐車場のマッチングサイトを提供する軒先(東京都目黒区)と、シェアリングサービス(東京都新宿区)が持つ駐車場情報が、14日からカーナビゲーション(カーナビ)アプリ『NAVIlite(ナビエリート)』で検索、閲覧できるようになった。
カーナビ製造のアイシン・エイ・ダブリュ(愛知県安城市)との提携によるもの。
アイシン社はトヨタ自動車(愛知県豊田市)を中心に多くの国産自動車に純正カーナビを供給する。
スマートフォン向けの商品であるナビエリートの駐車場検索機能を搭載し、さらに2社の情報を利用できるようにした。
同アプリでは駐車場の位置を表示するだけでなく、両社のサイトに移動し空き状況や予約をすることも可能だ。
今回はAndroid版を対象にしたもので、8月にはiPhone版アプリにも同じく情報を追加する。
多くの情報を提供したいアプリ開発会社と、ユーザー数を確保したい駐車場シェアリング事業会社の思惑が一致した。
シェアリングサービス社ではほかにもカーナビアプリや駐輪場を検索できるサイトなど3社と提携している。
同社担当者は「他社のサイトやアプリ経由の予約が5割を占めている」と、提携の成果を実感しているようだ。

また、6000カ所以上の駐車場でシェアサービスを展開するakippa(大阪市)は6月末にリノベる(東京都渋谷区)と共同でサービスを開発し利用者の拡大を図っている。
リノベるが運営する工務店向けのコミュニケーションツールでakippaの駐車場情報が閲覧でき、工務店のスタッフが施工物件の近隣駐車場を探せる仕組みを構築した。

空き駐車場のシェア事業は、コインパーキングのような大型の設備を導入する必要がない。
インターネットのマッチングサイトへの登録だけで、駐車場を外部に貸し出すことが可能になる。
初期費用が掛からず、利用者が支払った金額から運営会社が手数料を引く仕組みが一般的だ。
導入時のコストやリスクが少ないため、大手管理会社がオーナーの収益性を上げるために活用するケースも出てきている。

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タグ:一時貸し駐車場|空き駐車場シェア事業

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