コインランドリーで交流がテーマ
コミュニティ賃貸住宅『ソーシャルアパートメント』を展開するグローバルエージェンツ(東京都渋谷区)は3月に36棟目となる『WORLD NEIGHBORS(ワールドネイバーズ)清澄白河』をオープンする。
特徴的なのは、コインランドリースペースを入居者や地域の利用者の交流の場として活用してもらうというコンセプトだ。
物件の1階にはカフェとともに『ソーシャルランドリー』を併設する。
コインランドリーの待ち時間をカフェで過ごしたり、ランドリー内で会話を楽しむこともできる。
機能面も充実させる。
最新式マシンの導入を予定し、通常のランドリーでは洗えない布団やラグの洗濯や、クリーニングに出すしかなかったドライクリーニングも可能だ。
物件は、134戸と運営物件で2番目の大型案件だ。
都営大江戸線・半蔵門線「清澄白河」駅から徒歩13分に立つ10階建てRC造マンションを再生。
全戸20㎡の1Kで、社会人に加え、短期・中期滞在の外国人をターゲットにし、家具家電付きのマンスリータイプも用意した。
同社は13年9月、文京区に『WORLD NEIGHBORS護国寺』をオープンし、1階の直営カフェで、入居者同士だけでなく、地域住民との交流が生まれることを目指してきた。
今回の案件では、衣類を洗濯することだけを目的とした生活感のある従来型のランドリー空間とは異なる、新しい分野の場づくりに挑む。