解体事業を行うタミヤホーム(埼玉県所沢市)は、アスリート人材の積極採用で売り上げを伸ばしている。
アスリート採用で売上倍増
田宮明彦氏が2代目の社長に就任した2020年以降、同社の売り上げは3年で倍増した。22年度の売上高は15億8000万円だった。23年12月期は20億円超で着地予定だ。
田宮社長は「事業拡大を見据え、人材採用に注目した。組織を統率する能力を持つチームスポーツのリーダー経験者の採用に注力してきたことが、売り上げ増加に貢献した理由の一つ」と語る。
同社は年間約1000件の解体工事を行う。このうち、賃貸住宅の解体工事は1割程度だ。