クラウドローン、最適な融資プラン提示

クラウドローン,三井住友銀行,みずほ銀行,Speee(スピー),一般社団法人不動産協会

商品|2023年12月05日

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クラウドローン上の、希望する金額を入力する画面

 個人向け融資を仲介するクラウドローン(東京都新宿区)は、ローン比較サービス「クラウドローン」を提供している。

一括で複数銀行に申し込み

 利用者の希望する条件に合った最適な融資をオンライン上で提案するサービスだ。一度の申し込みで複数の金融機関に申し込みができるため、利用者は各金融機関のサイトを見て比較したり、申し込み情報を何度も入力したりする必要がない。融資を受ける目的や希望する金額、年収などを基に事前に保証審査を行うことで、申し込み前に借りられる金融機関や金利がわかるのが特徴だ。複数の金融機関から融資の提案が届いた場合、その中から金利などを比較し、最適なものを選ぶことができる。

 対象となるのは、10万円以上1000万円未満のローンだ。保証人や担保は不要で、リフォームや、賃貸物件の初期費用、引っ越し、空き家の購入資金などに使うことができる。工事完了後にしか融資されないリフォーム向けローンが多い中、工事着手の段階で融資可能なリフォームローンも提供できる点が特徴だ。

 現在、三井住友銀行(東京都千代田区)や、みずほ銀行(同)など30以上の金融機関と提携している。今後、参画する金融機関をさらに増やす計画だ。

 外部サービスとの連携も進める。これまでに、マーケティング支援を行うSpeee(スピー:東京都港区)が運営するリフォーム見積もり依頼サービス「ヌリカエ」など、200を超えるサービスと連携。10月31日には一般社団法人不動産協会(東京都千代田区)と提携し、協会会員に対して同サービスの提供を始めた。6月15日時点の利用登録人数は6万人を超える。今後も、外部サービスとの連携を強化し、利用者を増やしていく。

(2023年12月4日9面に掲載)

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