M&A強化、直営物件3倍超へ
「帰らない日は家賃がかからない」暮らし方を提案するUnito(ユニット:東京都千代田区)は、総額3億5000万円の資金調達を実施した。調達した資金を活用して、M&A(合併・買収)を強化し、直営物件の拡大と営業人材の採用に注力する。
同社は、入居者が帰宅しない日に部屋を宿泊施設として貸し出チームで物件の価値向上提案改修後、家賃が平均20%上昇し、その分の家賃を減額するシステム「リレント」の提供と、これを導入した直営のサービスアパートメントやホテルレジデンスの運営を行う。また、住んだ分だけの家賃で暮らすことができる部屋探しのプラットフォーム「unito」の開発・運営も担う。
リレントシステムを導入した直営物件は、1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)を中心に454室(3月15日時点)。これを今後2年間で、3倍超の1500室へと拡大する目標を掲げている。