東京都港区や中央区を中心に賃貸仲介店舗13店を展開するスタートライングループ(東京都中央区)は、2020年ごろから業務委託のリモートワーカーを活用。現在は約30人が複数の業務で活躍する。社員の単純作業や来店前の顧客対応業務を軽減することで、来店時の接客に時間をかけ、成約件数を伸ばす。22年の賃貸仲介件数は5900件と19年よりも約1300件増えている。
入力作業・顧客対応など軽減
同社がリモートワーカーに依頼する業務は多岐にわたる。賃貸仲介事業では社内システムへの物件データの入力からインターネット反響へのメール対応、来店予約や電話対応を委託する。賃貸管理事業ではオーナーへの管理提案資料の作成を担当。場合によっては実際の営業提案にも同席する。