収益用不動産の売買・賃貸仲介を行う中山不動産(愛知県名古屋市)は26日、TOKYO PRO Market(トウキョウプロマーケット)へ新規上場する。上場により、社会的信用力を向上させ、金融機関からの資金調達を目指す。また、住宅ローンの借り入れがしやすくなることを想定。社員にとってのメリットを提供できるとみる。
信用力向上が目的
同社は2009年に不動産売買仲介会社として設立。投資家向けに新築の一棟アパートや中古の区分マンションを販売する。商圏は愛知県、岐阜県、三重県で、従業員数は30人だ。22年1月期の売上高は20億2334万円で、経常利益はマイナス4292万円。