スルガ銀行は、「ジャンボ宝くじ付き定期預金」の扱いを個人だけでなく法人・任意団体でも行い、個人家主やマンション管理組合も対象とした。利息に加えて、宝くじが付いてくるというユニークな定期預金で、1999年に発売している。個人の場合、預け入れ期間は3年。1口は、100万円、300万円、600万円、900万円と4種類あり、それぞれ3年間で、30枚、90枚、180枚、270枚の宝くじが付く。法人の場合は預け入れ期間1年で、1口500万円から。年間で30枚の宝くじが付く。商品発売から12年で、1億円以上の当選者は11名に上り、今年も1億円2本の当選者を出した。
ドリームダイレクト支店の尾崎将則支店長は、「余剰資金等を運用している方が、投資ではなくあくまで定期預金でありながら夢を見られるとあって、大きな反響を頂いています」と語った。一般的な定期預金と同率の利息も付き好評。よく当たると人気の「西銀座チャンスセンター」で宝くじを購入し、その上で福徳の神として知られる三嶋大社に当選祈願しているという。