20年に管理1万戸目指す
首都圏を中心に7900戸管理するヒロ・コーポレーション(東京都新宿区)は拠点開設と新規事業により、管理戸数1万戸を目指す。
同社は今年で創業30年目を迎える。主に都内で区分所有や1棟ものの賃貸マンションを新築時からオーナーに提案し受託数を増やしてきた。管理物件の入居率は96%と高い数値だ。
同社が重視してきたのは入居者への対応スピードだが、管理物件の所在エリアが都内から神奈川、埼玉、千葉に広がってきたことから、横浜、大宮に続き、今年8月をめどに千葉も含めた城東エリアに支店を開設する。さらに2020年には、東京・多摩地区でもう1拠点を開設し、管理物件への対応の質を高めると同時に支店周辺での管理獲得につなげていく狙いだ。