19年内にシステム連動
駐車場の空きスペースと利用者のマッチングサービスを手掛けるakippa(アキッパ:東京都千代田区)とシード(愛知県名古屋市)は13日、akippaが運営する駐車場予約アプリケーション『akippa(アキッパ)』と、シードの駐車場シェアリングサービス『Smart Parking(スマートパーキング)』の提携を発表した。競合する2社が互いの事業の強みを生かし、駐車場シェアリング業界をけん引する。
今回の提携ではまず、Smart Parkingがネットワークとして持つ駐車場をakippaアプリにも掲載し、akippaのユーザーがSmart Parkingのサービスを受けられるようにする。2つ目は、Smart Parkingが使用している管理端末を組み込んだカラーコーン「ビーコーン」をakippaにOEM供給し、akippaアプリ内でもSmart Parkingの機能を体験できるようにする。10月までに数十カ所で実証実験を行い、11月からは数百カ所規模で導入する見込みだ。