歩合給「生産性」軸に検討 ハウスコム 田村穂社長【トップインタビュー】

ハウスコム

その他|2020年09月23日

  • twitter

ハウスコム 田村 穂 社長(55)

 4~5月の外出制限以降、部屋探し需要が緩やかに回復している賃貸仲介市場。国内186店舗を直営する賃貸仲介会社、ハウスコム(東京都港区)は4~6月期に業績が落ち込んだものの、通期では前年を上回る数字を取り戻す計画だ。コロナ禍は人々のあらゆる常識を一変させたが、田村穂社長にも戦略にかかわる変化は芽生えているのか。足元と今後の戦略を本人に聞いた。

―4~5月の外出自粛・営業制限は多くの仲介店舗を苦しめました。御社の4~6月期(2021年3月期1Q)の営業収益は26億3900万円と前年同期比11.4%の減収。しかし通期計画では増収増益を見込んでいます。今期末の3月までに、なぜ取り戻せると考えていますか。

 コロナの悪影響は、実は前期4Qの1~3月から及んでいます。法人契約のキャンセルなどが増え、3月の業績が落ち込んだのです。今期末となる来年3月の繁忙期で外出制限が和らぎ、契約が順調に進めるだけで、今期1Qの不調を吸収でき、結果的に増収増益に結びつくと考えています。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

検索

アクセスランキング

  1. 清水建設、洋上風力発電建造船の建設発表

    【連載】千葉明の株式教室 No.292

  2. のうか不動産、IT重説に「業務委託」を活用

    のうか不動産

  3. 投資対象で異なる法規制

    【連載】不動産クラウドファンディング 事業化のポイント 第2回

  4. EV充電、累計受注2万5000台に急拡大

    Terra Charge(テラチャージ)

  5. 民泊併用物件に対し7割が転居検討

    【連載】リクルートSUUMOマーケットレポート

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ