【スルガ不正融資】新たな被害者団体が始動

スルガ銀行, スルガ銀行不正融資等個別被害者協議会(SKK)

事件|2021年03月17日

  • twitter

SKKのウェブサイトのトップ画面

 2018年春先に明るみに出たスルガ銀行(静岡県沼津市)の不正融資問題。一棟アパートの適正な元本カットを求める新たな被害者団体が発足し、集団交渉・提訴に向けて準備を進めている。シェアハウスの代物弁済の実現で収束に向かっているかに見えた不正融資問題だが、シェアハウス以外の物件所有者の不満が噴出。一棟アパートにもしかるべき対応を望む声が一部で高まった。根本的解決までの道のりは長そうだ。

一棟アパート「適正な元本カット」求める

「不当な高値づかみ」に憤り

 新しい被害者団体の正式名称は「スルガ銀行不正融資等個別被害者協議会」(以下、SKK)。2020年6月に発足し、スルガ銀行の不正融資に「巻き込まれた」とする一棟アパートオーナー約100人が入会している。多くが会社員で、スルガ銀行の不正融資による「不当な高値づかみ」を主張している。それによって生じる賃貸経営の破綻リスクを軽減するために、スルガ銀行に「適切な元本カット」「損害賠償」などの何かしらの処置を求めている。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

検索

アクセスランキング

  1. ビューン 大石隆行社長 電子書籍読み放題、13万戸に

    【企業研究vol.246】ビューン

  2. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

  3. 不動産業アワード、10社が受賞【クローズアップ】

    国土交通省

  4. 戸建て賃貸強みに売上33億円【上場インタビュー】

    東日本地所

  5. 長谷工不動産HD、分譲・賃貸を年1500戸供給【新社長インタビュー】

    長谷工不動産ホールディングス

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ