企業研究vol.107 クラスコ 小村典弘 社長【トップインタビュー】

クラスコ

インタビュー|2021年05月11日

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クラスコ 小村 典弘 社長(46)

 管理・仲介を行うクラスコ(石川県金沢市)は、自社でオリジナルのシステム開発を行い、業務効率化を進め、利益率を高めてきた。小村典弘社長が就任した2014年から20年までに利益は208%にアップ。不動産会社への外販サービスにも力を入れる。小村典弘社長に同社の実績と今後の展開について聞いた。

社内改革で業務効率高め利益倍増

パート活用し分業を推進 アプリで外壁工事受注4倍

―小村社長がトップに就任して以来、売り上げ、利益率ともに大きく伸びているようですね。

 私が社長に就任したのは2014年ですが、売り上げは現在グループで約39億円と、25%増になりました。経常利益は2倍以上になっています。当社では『Renotta(リノッタ:以下リノッタ)』というリノベーションのブランディングも行っており、FC展開もしています。リノベーションの売り上げはこの7年間で2倍にまで増えてきました。賃貸住宅のリノベーションは年間約670件の受注があります。

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