タス、首都圏でアパート空室指数が上昇

タス

統計データ|2021年07月24日

  • twitter

 不動産評価ウェブサイト『TAS-MAP(タスマップ)』を運営するタス(東京都中央区)は、6月に『賃貸住宅市場レポート 首都圏版 関西圏・中京圏・福岡県版2021年6月』を発表した。発表された数字は、21年4月期のもの。空室率TVI(タス空室率インデックス以下、TVI)は、同社独自の賃貸住宅の空室指数だ。民間住宅情報会社に公開された情報の空室戸数を募集建物の総戸数で割ったもので算出する。対前月比や対前年同月比がマイナスの方が改善しているという意味になる。

コロナ禍による影響差が表出

 同レポート内の『2021年4月期 首都圏賃貸住宅指標』を見ていく。東京都のTVIは全域と23区が対前年同月比でマイナスとなり、改善傾向の兆候と見えるが実はマンション系が安定しており、その数値がけん引しているためだ。マンション系とアパート系を分けると、アパート系は、東京都全域、23区、東京市部の全てで対前年同月比がプラスで悪化傾向にある。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

検索

アクセスランキング

  1. 春の社宅需要、増加傾向

    S‐FIT(エスフィット),タイセイ・ハウジー,FPR,アパルトマンエージェント

  2. 三好不、大東建託FCに加盟

    三好不動産,大東建託リーシング

  3. のうか不動産、IT重説に「業務委託」を活用

    のうか不動産

  4. タカラスタンダード、リフォーム領域 さらに強化【新社長インタビュー】

    タカラスタンダード

  5. シー・エフ・ネッツ、グループで管理戸数7473戸【注目企業インタビュー】

    シー・エフ・ネッツ

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ