壁崩落で問われる所有者責任

さくら事務所

その他|2021年12月26日

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 建物の状態をチェックするホームインスペクションを軸にしたコンサルティングサービスを提供するさくら事務所(東京都渋谷区)の田村啓さんに、アパートマンションの瑕疵(かし)・手抜き工事の実態について聞いた(第2回)

あなたの建物、大丈夫? 瑕疵・手抜き工事のチェックポイント

―オーナーが取るべき対策は?

 まずは実際に自分の物件を訪れることだ。賃貸住宅のオーナーの中には自分の物件を直接見に行ったことがないという人も少なくない。だが、実際に物件を訪れることで損傷具合も見ることができる。どんな入居者がどのようにして物件を使っているのかもわかる。直接見に行くことが大前提となる。そのうえで、第1回で紹介したような階段の固定不良がないか、突き出してさびている箇所がないか、水がたまりやすい箇所がないかを確認すべきだ。ただ、オーナー自身で完全にチェックすることは難しいので、管理会社やインスペクターなどとも相談しながらチェックする体制をつくり上げていくことが必要だ。

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おすすめ記事▶『賃貸トレンドニュース ゲストレポ、固定されないままの外階段、意外とある』

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