不動産リスク本格化、新しいニーズに対応

【連載】リクルートSUUMOマーケットレポート

統計データ|2022年02月11日

  • twitter

 新型コロナウイルスの流行により世界中が大打撃を被った2020年。もちろん賃貸市場も例外ではなかったが、ホテル、商業、オフィスなどと比較するとその影響は大きくなかった。入居率は賃貸系リートの実績ベースで1%悪化した程度。都心や中心部では依然高い入居率を保っている。

 月別での賃貸ユーザーの動きを見てみると、緊急事態宣言が発令された4月から6月は転居を様子見、企業も転勤先送りだったが6月以降は復調傾向となった。要因としては、テレワークの実施率の急増により、賃貸に求めるものが変化したことが挙げられる。これまでの賃貸住宅は、広さや駅距離の条件を満たしていれば高い入居率を得られたが、自宅にいる時間や仕事をする時間が増えた影響で、狭さや遮音、断熱、通信環境を改善するための転居が増え、今もなお進行している。

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

おすすめ記事▶『ネット環境の強化「望む」3割超』

検索

アクセスランキング

  1. 大手不動産会社で入社式

    レオパレス21,大東建託グループ,ハウスメイトパートナーズ,APAMAN(アパマン),常口アトム,武蔵コーポレーション,TAKUTO(タクト),三好不動産

  2. ビューン 大石隆行社長 電子書籍読み放題、13万戸に

    【企業研究vol.246】ビューン

  3. 戸建て賃貸強みに売上33億円【上場インタビュー】

    東日本地所

  4. 不動産業アワード、10社が受賞【クローズアップ】

    国土交通省

  5. 長谷工不動産HD、分譲・賃貸を年1500戸供給【新社長インタビュー】

    長谷工不動産ホールディングス

電子版のコンテンツ

サービス

発行物&メディア

  • 賃貸不動産業界の専門紙&ニュースポータル

  • 不動産所有者の経営に役立つ月刊専門誌

  • 家主と賃貸不動産業界のためのセミナー&展示会

  • 賃貸経営に役立つ商材紹介とライブインタビュー

  • 賃貸管理会社が家主に配る、コミュニケーション月刊紙

  • 賃貸不動産市場を数字で読み解く、データ&解説集

  • RSS
  • twitter

ページトッップ