空き家活用サービス「アキサポ」を手がけるジェクトワン(東京都渋谷区)と不動産金融事業などを行うセゾンファンデックス(東京都豊島区)は10月10日、業務提携を発表。空き家の流通促進と発生抑制に向けた相互サポートを開始した。
セゾンファンデックスは同日、「お家と土地のお困りごと相談室」を開設。不動産の処分や活用に関する相談に対し、自社のローンやリースバック商品を提案。顧客が空き家を賃貸住宅として活用したい場合は、ジェクトワンに送客する。
ジェクトワンが展開するアキサポは、空き家の改修費用を同社で負担。一定期間同社が借り上げて転貸し、その費用を回収する仕組みだ。顧客がリースバックを希望する場合はセゾンファンデックスに送客する。
今後、セゾンファンデックスでは相談のうち5~10%をジェクトワンに送客、2~5件の成約、ジェクトワンでは月2~5件の送客、年間12件の成約を計画する。
(2023年11月13日2面に掲載)