関西圏で住宅分譲事業を手がけるフジ住宅(大阪府岸和田市)は、2024年3月期第3四半期の連結決算において売上高は842億8300万円(前年同期比2.8%減)、経常利益は41億8300万円(同8.0%減)だった。中古住宅の再販を行う住宅流通事業で販売価格の見直しを行ったことにより減収減益となった。
3月期末までに、個人投資家向けの賃貸アパートの引き渡しが集中することから、通期予想は売上高が1200億円(同4.8%増)、経常利益は60億円(同4.5%増)を見込む。
(2024年2月26日13面に掲載)